六馬

第44回 有馬記念(G1)

4歳以上 オープン 混成 指定 中山競馬場 2500m(芝・内右)


1999年12月26日

馬名 馬齢 斤量 騎手




11ナリタトップロード牡455渡辺
22スエヒロコマンダー牡557後藤
23スペシャルウィーク牡557武豊
34ユーセイトップラン牡756松永幹
35ステイゴールド牡656熊沢
46シンボリインディ牡455横山典
47グラスワンダー牡557的場
58インターフラッグ牡756岡部
59フサイチエアデール牝453福永
610ツルマルツヨシ牡557藤田
611テイエムオペラオー牡455和田
712ファレノプシス牝555蛯名
713メジロブライト牡656河内×
814ゴーイングスズカ牡756芹沢
815ダイワオーシュウ牡656柴田善

本紙松岡-競馬にかける青春

大川氏の遺言でもあるグラスワンダーに自信の◎を打ちます。私は彼が3歳 時のデビュー戦を東京競馬場で観戦した時に将来性を感じ取りました。絶対能力で はエルコンドルやスペシャルウイークよりも強いと思っています。懸念点は筋肉痛 明けというだけで、勝てると信じています。 相手は先行有利なナリタトップロードです。 スペシャルの選択が難しいですが、常識的には上がり目がなく疲れがでてくるころと 考えます。

買い目: 馬連 1-7(40%) 馬連 3-7(30%) 馬連 4-7(30%)

(本紙松岡)


池上のイケイケ馬券

まずは「氷の世界」の話題。最終話で、容疑者に次々と「シロ」判定がくだるな か、私一押しの容疑者はなかなか登場しない。「これはひょっとして正 解・・・?」と思ったが、ついにエンディングになっても現れなかった。ただの 脇役だったのか?(それにしても救急隊員ももう少しまじめに応急処置しろよ な)

さて、有馬記念だが、本命はスペシャルウィーク。秋天、JC、有馬の3連覇は 難しいだろうし、状態も下降局面と思われるが、ドラマ的で結構ありがちかも。 武豊と拓也ががっしり握手している目に浮かぶ。対抗は面白くないがグラスワン ダー。ステイゴールドは典型的な2番手グループ。勝てそうで勝てない馬は結局 勝てないというのが結論。3着か?あと、トップロードとブライトをおさえる。

買い目: 馬連 3-7(20%) 馬連 3-5(20%) 馬連 5-7(20%) 馬連 1-3(20%) 馬連 3-13(20%)

(池上)


中村の狙い

スペシャル対グラスが今年の有馬の基本線。秋天、JCと連勝してきたスペシャ ルはその疲れが心配。また、グラスはJCを使えずに来て順調さに欠ける。それぞ れ無印にはできないが、今回は(も)ブライトを本命に取り上げる。中山は [2201]と堅実で昨年の2着馬。ここでくれば美味しい配当狙い。対抗は、グラス。 単穴には、菊花賞馬トップロード。連下に、無印にはできないスペシャルと、ステ イ、ツルマルツヨシ、シンボリインディまで。

買い目: 馬連 7-13(20%) 馬連 1-13(20%) 馬連 1-7(20%) 馬連 3-13(10%) 馬連 6-13(10%) 馬連 5-13(10%) 馬連 10-13(10%)

(中村)


最強の勝負師を目指す男のID予想

グラス-スペシャルの2強ムードだが、スペシャルウィークは不要と見る。 近年の最強馬を名乗るだけの実力は疑いないが、 過去に秋天-JC-有馬のローテーションで好走した馬はなく、調教で 好調さが伝えられているとはいえども蓄積された疲労が確実にレースに影響 を与えるはず。また、脚質的にもどちらかといえば東京向きで、 中山でのヨーイドンの競馬は展開的にも不向きだろう。

グラスにも中間一頓挫あった割引材料はあるが、こちらには素直に◎を 打ちたい。9割以上は仕上がっており、スペシャルウィークを除いたメンバー に対しては格的に1枚も2枚も上。3勝負けなしの中山はいずれも圧勝と、 コース的にも有利な条件。さらに絶好枠を引き当て、運も向きそうだ。

対抗が難しいが、ナリタトップロードが妥当か。最内枠と鞍上の若さが 不安材料であるが、クラシック戦線での安定した成績から能力は 古馬に対しても互角で、例年4歳馬が活躍するという傾向も 買い材料。

差のない単穴がツルマルツヨシ。凡走した秋天は関東初輸送で落ち着きを 失っていたのが敗因。今回は美浦での追い切りで万全を期してきた。 重賞を連勝した本来の力を発揮してくれるはず。 同じく天皇賞からの巻き返しを期待してメジロブライトまでがおさえ。 力は確かに下り坂だろうが、これまでのG1戦線での実績を見限れないし、56kgは この馬の格を考えればかなり有利。

ステイゴールドは東京向きで、上りの競馬では不要。 テイエムオペラオーは力的には捨てがたいが、ステイヤーズSからの中2週 はさすがに厳しいだろう。

買い目: 馬連 1-7(50%) 馬連 7-10(40%) 馬連 7-13(10%)

(神明)


おかやん料理ノート

人気も実力もある馬が勢揃いだし,いつもと違う方法で狙ってみるか. 馬は鞍上の微妙な心理を読めるらしい.馬は乗り手と常に触れてるもんね. 手綱さばきの前に,乗り手がどれくらい勝ちたいと思ったかが, レースを左右するんじゃないかな.その観点で見てみる. 武豊Sウィークは勝ちたいだろう.この秋1番人気でことごとく負けの汚名返上 だ.

的場GワンダーはSウィークには負けたくないだろうけど, 70日のブランクで言い訳がたちそうだから外す.来年もやるしさ. 横山典Sインディは故大川氏のためにも勝ちたいはず.ライアンの恩です. 福永Fエアデールは復帰以来好調.ハングリーさが出てきた.一発あるかもね.

買い目: 馬連 3-6(50%) 馬連 3-9(50%)

(岡田)


結果

着順馬名時計/差人気展開
1着 グラスワンダー 2.37.2 1 10- 7- 3
2着 スペシャルウィーク 2 14-11- 5
3着 テイエムオペラオー 5 6- 4- 5
単勝 7番 280円
複勝 7番 140円
3番 140円
11番 260円
枠連 2-4 450円(1番人気)
馬連 3-7 470円(1番人気)

6馬本紙争奪レース

順位氏名得点回収率
優勝 中村 1949点97%
2位 岡田 1730点86%
3位 池上 1703点85%
4位 神明 1574点78%
5位 松岡 1327点66%

初本紙に向けてよく粘った岡田氏をゴール前でかわした中村氏が1997年下期以来の 本紙に復活!