六馬

第66回 東京優駿(日本ダービー)(G1)

4歳 オープン 指定 定量 東京競馬場 2400m(芝・左)


1999年6月6日

馬名 馬齢 斤量 騎手




11ブラックタキシード牡457的場××
12アドマイヤベガ牡457武豊×
23ニシノセイリュウ牡457河内
24マイネルタンゴ牡457岡部
35ヤマニンアクロ牡457勝浦
36ブルーコマンダー牡457吉田
47ペインテドブラック牡457加藤×
48ワンダーファング牡457
59オースミブライト牡457蛯名
510ロサード牡457高橋亮
611ナリタトップロード牡457渡辺
612チョウカイリョウガ牡457柴田善
713タイクラッシャー牡457松永幹
714テイエムオペラオー牡457和田
715マイネルシアター牡457横山典
816ノーザンカピタン牡457後藤
817マルブツオペラ牡457武幸
818マルシゲファイター牡457菅谷

本紙池上のイケイケ馬券

パドックをみたからの最終判断となるが、アドマイヤベガを中心とする。実力人 気比が悪く馬券的な妙味は少ないが、あのベガの産駆であるというドラマ性に賭 けてみたい。次に皐月賞組みと新興組みの評価だが、過去の事例やローテーショ ンの組みかたより7:3で皐月賞組みの有利と見た。皐月賞組みは、皐月賞の着 順どうりとする。オペラハウス産駆の長距離的性を確認してみたい。新興組み は、ブラック&ブラックを押さえておけば十分。連敗ストップのために幅広くア ミを張りましょう。

げっちゅゆあどりぃむ!

買い目: 馬連 2-14(30%) 馬連 2-9(30%) 馬連 2-11(10%) 馬連 2-7(10%) 馬連 1-2(10%) 馬連 9-14(10%)

(本紙池上)


松岡-競馬にかける青春

予想としては、皐月賞上位組みとトライアル勝ち馬の争いになると見ました。 トライアル組は皐月賞組と力の比較できませんが、サンデー産駒なので軽視 できません。皐月賞組の中の一番強い競馬をしたサッカーボーイ産のナリタトップロード を本命にします。サツカーボーイ産駒は強い馬はとことん強いという印象です。 それにナリタトップロードはとても頭がいいように思えます。暴走したり、途中 で走るのを止めたりしそうにはないので一番の連帯候補です。 相手は末脚一番のアドマイヤベガ、テイエムオペラオーは血統的にはぴったり ですが、運を使い果たしたような印象です。底知れぬ魅力のペインテドブラック、 マイル戦の方がよさそうですがブラックタキシードを穴でとりあげます。

(観戦談)上位3頭の力は互角のようでした。最後は追い出しのタイミング と直線での位地取りの差が明暗を分けたようです。武はダンスインザダーク でフサイチコンコルドに差されたのがいい勉強になったようで、同じ過ち を犯さなかったのが好騎乗につながったようです。

買い目: 馬連(ボックス) 1,2,7,11,14(各10%)

(松岡)


中村の狙い

今年のダービーは3強対決だそうです。3強対決の場合には3頭共消える事は考え られないので、テイエムオペラオー、ナリタトップロード、アドマイヤベガのなか に勝つ馬がいて2着もこれらの中から出る可能性があるということのようです。

今回の3頭では、トップロードを最先着有力馬として取り上げたい。今年に入っ て安定した成績をあげており、ローテーションも問題無くダービーを勝てる状態に あると思う。オペラオーは、2冠というタイプではないし(なぜか、私の中では ナリタタイシンと重なっているので)、掲示板には載ると思うが勝つまでは?という 気がします(連下)。残りのベガは、皐月6着の惨敗が気になる。鞍上と中間上昇 という情報から軽くは扱えないが、難しい所(単穴)。

残りは、皐月上位のオースミブライト、マイネルシアターやトライアル組のブラ ックタキシード、チョウカイリョウガ、ペインテドブラックをどの程度重くとるか ?になる。本当は、チョウカイを穴として取り上げようとも思っていたのだが、前 日の取り上げられ方などをみていると買えなくなる(実績も所詮1勝馬)。このな かでは、やはり皐月上位組のマイネルシアターとオースミブライトとを重く見るの が順当か。

馬券的には、11-14は切るなどすこし変な買い方をしています(オペラオー をちょっと嫌ったため)。

買い目: 馬連 9-11(30%) 馬連 2-11(30%) 馬連 2-9(20%) 馬連 11-15(10%) 馬連 2-14(10%)

(中村)


最強の勝負師を目指す男のID予想

皐月賞の内容から、またここ数年の傾向からも、皐月賞の上位組が中心になる。 まず皐月賞馬テイエムオペラオーだが、強い勝ち方で決してフロックとは言えないものの、 すべてに恵まれての勝利という感があり、 穴的存在で気楽に乗れた前走よりはマークされる立場となって 展開的にもきつくなるだろう。また、皐月賞を除けば35秒台の上がりをマークした レースもなく、案外決め手の差がありそう。軽視はできないが、ここは3番手評価。

皐月賞2着のオースミブライトを本命としたい。皐月賞では、展開上 仕掛けが早くなった分最後に差されたが、首差2着なら実力上の差はない。 道悪と輸送がこたえたスプリングSこそ惨敗したが、 京成杯、皐月賞での35秒台の末脚が本来の実力で、東京向き。ここまで順調に 来ていること、また鞍上もオークスを制して波に乗る蝦名ということで、鞍上の若さに 不安の残るテイエム、ナリタより上と見る。

ナリタトップロードは、馬そのものの力では一番手に推せる。皐月賞は勝負所で 前が塞がる不利、さらに芝が鼻にあたるアクシデントの中で首、鼻差で同タイムの3着。 スムーズなら勝っても何の不思議もなかった。走法も東京向き、芝状態も 良好とすべての条件が整っている。鞍上の分だけが割引材料。

例年青葉賞組には良績がなく狙いがたいところだが、一番人気にしっかりこたえた ペインテドブラックを初ブリンカー効果も加味して連下候補に。 アドマイヤベガは12kg減の皐月賞からいかに立て直してくるかだが、他馬が順調 に来ているだけにやはり厳しいレースになりそう。あくまで押さえで、馬体重との 相談になる。ベガを外すなら、プリンシパルS勝ちのブラックタキシードまで 押さえてみるのも一法。

買い目: 馬連 9-11(30%) 馬連 9-14(30%) 馬連 7-11(20%) 馬連 7-14(20%)

(神明)


おかやん料理ノート

皐月2着かつノッテル蝦名が鞍上ならOブライト◎で行ける. 武豊も今回こそはうまくやるだろう,の気がするAべガを○. ▲は,いぶし銀の指定席,青葉賞を勝ったPブラック. Tオペラオー/Nトップロードは, 強い馬ながら和田/渡辺が大一番でどうか.よって△にする.

買い目: 馬連(流し) 9-2,7,11,14(各25%)

(岡田)


結果

着順馬名時計/差人気展開
1着 アドマイヤベガ 2.25.3 2 14-15-14 ×
2着 ナリタトップロード 1 11-10- 8
3着 テイエムオペラオー 1 1/4 3 8- 8- 4
単勝 2番 390円
複勝 2番 140円
11番 130円
14番 140円
枠連 1-6 610円(2番人気)
馬連 2-11 820円(2番人気)

6馬本紙争奪レース

順位氏名得点回収率
1位 松岡 2679.6点191%
2位 中村 1066点76%
3位 池上 601点42%
4位 神明 558点39%
5位 岡田 0点0%