KCC(大菩薩連嶺)@2020.10.24,25


今年はテン泊山行なしかなーと思っていたけど、週末天気予報がえらいいい感じなので(その代わり寒そうだが)、近場テン泊山行を敢行。宿泊と絡めて行ってみようと思っていた大菩薩連嶺(の秀麗富嶽十二景巡り)へ。7:00台の大月駅の電車に乗るべく出発。談合坂SAで朝飯。

大月駅近くのコインパに車をデポし、大月駅から電車で塩山駅へ。バスで柳沢峠に行くつもりだったが、1本早い電車に乗ってしまったので、時間節約も兼ねてタクシーで登山口へ。¥5,800也。思ってたよりガスが多め。運ちゃん曰く、すぐ晴れますよ、とのことだが。
8:30ごろに柳沢峠から出発。予定より早く着いたので、今日は鶏冠山に寄り道してから大菩薩の福ちゃん荘まで。そこでテン泊し、翌日は小金沢山嶺から雁ヶ腹摺山経由で大月まで抜ける予定。で、今回のコース。

緩坂を六本木峠まで進み、そこで左折して鶏冠山へ。ガスが段々と晴れてくる。

鶏冠山と見晴台。すっきりとまではいかないが晴れてまずまずの視界。これから向かう大菩薩嶺も見える。ちなみに、鶏冠山の山頂直下はやや険しい。

Uターンして大菩薩嶺へ。六本木峠を過ぎ、天庭峠、寺尾峠、丸川峠と傾斜の緩い道を行く。所々に苔生した岩場があっていい感じ。丸川峠からの富士山は拝めず。ここまでは人は疎ら。そして微妙に右足が怠い。

ゆっくり登坂で大菩薩嶺登頂。えらい人混みだし3回目だしさくっと山頂標識撮って通り過ぎる。その先の雷岩も同様かつ富士山見えずでスルー。脚に気をつかいながらテン場へと降りる。

概ね想定通りの14:00前に福ちゃん荘到着。テン場受付(¥400也)を済ませ、テント設営。思ってたよりテント数が多い。夜飯まで溜っていた携帯メールを読もうと思っていたが、電波入らず。仕方ないので、微妙な調子だった脚をひたすらマッサージ&ストレッチ。16:00ごろ焼き鳥缶詰の炊込みご飯喰って、食後にまたマッサージしつつ落ちた。

夜のトイレついでに星空撮影。鹿だかなんだかの鳴声が結構煩い。寒い。

2日目。今日が本番。寒いが良い天気である。朝飯はこん時龍にもらった貧食カレー。なんとなくこんな味だった気がした。暗い中テント畳んで5:30ごろ出発。ちなみにこの日はiphone絶不調でカメラ使えず、バッテリ消耗も激しかった。12に買い替えか。
日が昇るころに大菩薩峠に到着。今日の山行への期待が高まる眺望である。東方にうっすら見えるのは筑波山だろうか。動画

熊沢山〜石丸峠。素晴しい朝富士。ここから牛奥あたりまで登山道独り占め。

天狗棚山〜狼平。楽しい稜線歩きが続く。

小金沢山。秀麗富嶽十二景な富士山。動画

牛奥ノ雁ヶ腹摺山。日本一長い山名の山だそうです。ここからの富士山も秀麗。この先の北西に視界が開けるところでは南アから八ヶ岳、奥秩父(金峰山のあたり)まで一望できる。

黒岳を踏んで大峠に降りるつもりだったが、黒岳山頂で出会ったおじさんに激しく白谷ノ丸を薦められたので、黒岳に荷物をデポって行ってみる。すぐそこって言ってたほどすぐそこでもなかったが、なるほど良い景色である。動画

黒岳で小休止して、大峠へ。下りがつらい。

大峠の水場で水分補給してから登坂。

雁ヶ腹摺山五百円札の裏側の富士山。

姥子山。本日4つめの秀麗富嶽。周辺のプチ紅葉とあわせてここの景色が一番よかった。動画

あとは基本降りるだけ。下りは苦手なのでなかなかキツい。登山道は比較的自由な感じで2、3度コースアウトしてしまった。奈良子林道分岐からサクラ沢峠を降りるところまで誰にも会わず。

以前から気になっていた不思議な名前のセーメーバン。ここ自体は特に何の変哲もない場所。ちなみに、今回は32Lザック+やや大きめウエストポーチにテン泊グッズを詰め込んでみた。1泊2日ならこれでいけそうな感じ。

さらに高度を下げ、サクラ沢峠。昨日のテント内マッサージが効いたのか、脚の調子は悪くはないが、いい加減気持ちが萎えてきたのでここで下山。ここでも下山路を間違える。登り返してきた人もいて、一緒に正解ルートを探して難を逃れた。

最後5kmくらいは舗装路。バスがあったら乗ってしまおうとか思ってたが、そんなタイミング良くはいかず。大月駅まで行って終了。

大月駅でiphone復活。中央道は既にゲロ混みのようなので道志の湯経由で帰ることに。夕飯もここで済ます。

R413が少々渋滞していたが、それほどストレスなく帰宅。お疲れまでした。