KCC(富士山)@2022.7.24,25


大高師匠が還暦富士山にトライするということで、茂兄さんも一緒に、自分の富士山計画にて行くことに。自身は4度目(1度目は二十歳前後、2度目はこれ、3度目はこれ)だが初の剣ヶ峰登頂が目標。
計画指針は、(1)高山病対策のため、初日は2700mあたりで宿泊する。(2)とすると五合目からだと初日が物足らな過ぎる。(3)なるべくピストンしたくない。(4)高山病発症時は可及的速やかに下山したいので山頂混雑(休日とか御来光時とか)を避ける。といったあたりで、立てた計画は、道の駅すばしり(標高約850m)スタートとして、初日は須走ルートで本六合目(約2700m)の瀬戸館に宿泊。2日目は、日の出前くらいに山小屋を出て山腹で御来光を拝みつつ登坂し、登頂後は吉田ルートで下って浅間神社あたりから富士急バスで道の駅に戻る、というもの。両名と検討した結果、日曜、月曜(年休取得)の日程として、師匠は頑張ってスタートから自分と一緒、茂兄さんは膝が不安ということで五合目スタートとし、下りは両名ピストンとして自分と別行動とし、時間によって自分を富士吉田にピックアップに来てもらう、という感じにしてみた。
今回のヤマレコ記録。

予定通りに6:00ごろ道の駅すばしり到着。シャトルバス用無料駐車場に車をデポし、体調チェック、入山料(1000円以上)支払いを済ませ、道の駅でちょろっと準備してからスタート。ほとんどは日帰り山行なのか、ここから歩き出す人は我々以外いない。でもって暫くは舗装路(ふじあざみライン)をゆるゆる歩く。道中チャリ数名と遭遇。

馬返し(一合目)を過ぎるとトレイルへ。師匠が脱水気味になっているので、ペースダウンし安全めに進む。舗装路で日が射すと暑かったが、このあたりからガスって涼しくなって良かった。

須走口五合目に到着。ここまで1100mほど登坂。茂兄さんと合流。昼飯休憩。

あと700m。師匠ペースで休み休み登っていく。

ほぼ予定通りの14:00過ぎに瀬戸館に無事(と言いたいが若干頭痛あり...)到着。小屋主さん曰く着くのが早過ぎ、だそう(富士山山小屋センスだとそうなのね)。夜飯までまったり過ごす。動画

夜飯。生野菜が嬉しい。体はほぼ全くと言っていいくらい疲れてないが、頭痛がなかなか抜けず、飯後は富士山の影を見て、小屋のおやじの話(小田原発着、足柄峠経由、須走ルートで富士山頂を休まずに往復するとかいうドMイベントに誘われるとか)を聞いて急ぎ寝床へ。動画

翌朝。結局頭痛も抜けず、あまり眠れずでちょっと不安だが、天気は良さそうだ。動画

出発。ちょっとしてから御来光。今日の山行の無事を祈願。動画

七合目。

本七合目。

八合目。吉田ルートと合流。このあたりで一瞬頭痛が抜けた。

八合五勺。自衛隊の砲撃音が煩い。

九合目。あと少し。

登山道終点に到着。高山病発症な感じだが剣ヶ峰まではなんとかもちそう。

富士山登頂。師匠と同じ万歳ポーズをとりたかったが五十肩で腕が上がらず。でも嬉しい。でも頭が痛い。

山頂付近で数枚撮影。西の方は快晴だが、南ア、中ア、北アは障害物があり拝めず。お鉢を巡ると見れるのかもしれないと思いつつも頭痛がきつくなり元来た道を戻る。2人とも高山病の気はなく、奥宮で休憩するとのことで、茂兄さんに車のキーを託し、速攻でデスゾーンを抜けるべく、早足で下山。

吉田ルート下りの途中、頭痛が少し楽になったあたりで補給休憩し、六合目あたりでは元の体調に戻った感じ。ガスってて涼しかったのも幸いだった。

六合目を過ぎると人がだいぶ減る。小屋跡がたくさん。そして暑い。道中こういうのが所々あって、一箇所工事しているところに遭遇したので聞いてみたら、登山道の侵食防止の仕掛けとのこと。調べてみたら浸透桝というものらしい。

ここからは吉田口遊歩道。馬返しから浅間神社まで8kmほどだが、1人しか会わなかった。

浅間神社到着。15:20のバスに乗れるかとペースを上げてきたが無理だった。次のバスは16:35ということで小腹を満たすものを買える場所を求めて富士山駅まで。暑い。

富士山駅からバスで道の駅すばしりまで行き、師匠、茂兄と無事合流。この後は温泉と飯だが、このときに行った道の駅近くの温泉は閉鎖した模様。御殿場温泉会館も2020年2月から老朽更新で休館中とのことで、富士八景の湯へ。夜飯はそばを、ということで温泉近くの金太郎そばへ。美味。ちなみに、HPには辻堂店があると書いてある。たしかに金太郎ってそば屋があるな。今度利用してみよう。

このあとは大人しく東名〜圏央道で帰宅。お疲れさまでした。
おまけ。大高師匠撮影。