Dec 07
「某所で税金の話」をしていたときに、(長期)キャピタルゲインと適格配当(qualified dividends)所得に関する優遇税率について、ちょっとモヤモヤした部分が頭をかすめたのだが、その場ではあまり気にせずに流してしまった。その後、モヤモヤを解消するべく改めて調べてみると、いままでこれらの税率についてとんでもない誤解をしていたことにいまさらながら気がついてしまった。誤解していた主な部分を対象に、正しい(と現時点で信じている)内容を箇条書きすると以下のとおり:
- この優遇税率(0,15,20%)は、定率ではなく、実際には超過累進税率である
- Ordinary Incomeのtaxブラケットを決める際の所得からは、優遇税率対象の所得は除かれる
- 一方、優遇税率の具体的な値は、ordinary incomeも含めた所得全体の額で決まる
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