資産運用歴も10年目となり、今年は1レベル上の資産運用家になることを目標にしていた。具体的には、これまで直感で済ませていた資産配分をもう少し理論上の根拠がはっきりしているものに改善し、(その結果として)これまでほぼ100%リスク資産にあてていた(日本国債と銀行預金、MMFで構成される緊急資金を除く)運用資金のリスクを、リターンへの影響をなるべく少なくしながら下げていくことを目指していた。これはその実践の記録。
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ETF投資入門 上場投信・徹底活用ガイド
太田 創
日経BP社, 2008-03-20
Amazonランキング: 14036
Amazonおすすめ度:
- 記述が表層的である
- ラインナップはわかるのですが……
- 内容が本の価格に合っていない
大体読む前から予想はしていたんだが、既知の内容がほとんどで、1600円の元は取れなかった気がする。ETFのコスト構造についてもう少し突っ込んだ解説があるかと期待していたのだが、甘かった。ただし予想外に役に立ったのは海外ETFのまとめの部分。とくに、Vanguard ETFの驚異的な低コストの理由が、自社のfundを上場させている点にあったことは認識してなくて、なるほどという感じ。(それによる流動性の向上も図っている、と書いてあるが、この部分の理由はいまいち理解できず)
全体として、ETFに限らず広く浅く書かれた株式投資の入門書として読むならよい本だと思う。
ちょっと前になるけど、以前の検討の通りtraditional IRAの口座をFidelityに開設した。もともと一般の口座を持ってるからというのも大きいと思うが、手続き自体はwebベースでさくさく進み、とくにはまるところもなく完了。
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投資活動再開にあたり、日本に残してきた米国ETFのiShares EEMをUS側でVanguard VWOに乗り換えることを検討していた。ちょうど株価が総下落して買い直しにはいいタイミングということもあり、日本出張の機会を捉えてようやくこれを実行した。
以前401(k)についていろいろ考えたときに、一部を(non deductible)traditional IRAで運用し、2010年にRoth IRAにconvertするという方針を検討していた。
本格的に運用を開始するにあたってこの点についても(とくに税金の扱いについて)いろいろ具体的な疑問点が出てきたので調べてみた。以下はそのまとめ。
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渡米直後はいろいろ物入りだろうということで多めのcashを持っていたのだが、そろそろ生活も落ち着き、大きな買物も一段落してきたということで、本格的な資産運用を再開することにした。といっても環境が様々な点でがらりと変わってしまっているので、いろいろと勉強したり考察したりするところからはじめないといけない。 More… »
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