Dec 27
Twitterでちょこちょこ進捗をつぶやいているが、紙媒体(とくに本)を電子化してせっせと処分している。以前から、おそらく二度と読むことのないような本が捨てられずに荷物になっている状況をなんとかしたいという漠然とした願望があったのだが、「整理HACKS!」を読んで、スキャナで本をPDFにして紙の方は捨てるというすばらしいアイデアに出会い、これこそ積年の問題を解決する方法だと確信した。
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Jul 18
一言でいってしまうと、元広告代理店executiveがリストラされてスタバで働くことになり、新しい人生の価値を見つけました、というような、あまりぐっとこなさそうな内容なのだが、実際に読んでみるととてもおもしろい。一つには、さすがに元コピーライターだけあって文章とストーリー構成が上手だということがあるのだろう。(あまり本筋と関係ない著者の昔話でちょくちょく脱線する部分は個人的にはいまいちだったが)。
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May 20
休暇中の空き時間で読んだ。某氏によれば”It’s not a fiction, it’s a reality”だそうだが、確かに、戦争とか改竄まがいの情報操作で国民を誘導したり、令状なしの盗聴を認めたりするような国が現にあることを考えるとあながち誇張とも言い切れない。過去の記録の改竄とかテレスクリーンでの監視も、グ某社がevil化すれば技術的にもいい線まで実現できてしまいそうだ。
Mar 30
(執筆に)全然貢献できなかったので心苦しいのだが、宣伝のために掲示。
Mar 08
おもしろくて、元気の出る本。レベルに(大きな)差はあれど、この本で描かれているようなWozniakの姿勢と同じものを自分の中に発見するとエンジニア道を目指す者として励みになるし、自分にとって足りないところはどこかということも見えてくる。
Mar 01
自らキャリアを切り開いていくためのヒントはいろいろ得られる。仕事がコントロールできるようになったら現業を超えた活動をはじめる、他で使い物にならないような「タコつぼ」に陥らないようにするための指針、スキルと人脈の拡大に努めること、などなど。個人投資家を意識したかのような投資の話もあるが、常人に実行できるとは思えないような「ルール」ばかりでこちらはまったく参考にならず(マーケティング上の理由で付け加わった内容?)。
個人的には星3つ程度か。
Feb 25
出た当初に買って、ぱらぱらっと読んでそのままになっていた本。先日、執筆したハッカーな方々(の一部)とお会いする機会があってサインまでもらってしまったのを機にまじめに読んでみた。Amazonのcustomer評価もかなり高いみたいだけど、実際かなり勉強になった。Mudflapの紹介hackを読んでちょっと遊んでみたらBIND9のbugも発見できて一石二鳥。
Linux specificなhackが結構な割合を占めているのが汎用性という点でちょっと残念だが、まあ実際世の中ではもっとも使われているOpen Source OSだろうからこれは仕方ないところか。
Feb 23
世間から遅れること約10年で読了。今回はアメリカ語バージョン。どうせ「原書」で読むならUK版を、とも思うが、いかんせんその辺の本屋には売ってないし、ペーパーバックなら$10しないような本なのでわざわざamazon UKから取り寄せるのもコストに見合わない、ということで。このくらいの内容なら英語で読んでもあまりストレスを感じないが(といっても日本語で読むのと比べたら3倍は時間がかかってる気がする)、学年が上がるとともに文章のレベルも上がるという噂なのでこの先は苦しくなってくるかも。
Feb 11
世間から遅れること10年超でやっと読み終わった。ずっと以前(まだ日本にいた頃)に買って、最初の数十ページだけ読んで放置状態になっていたのだが、最近引越し荷物から発掘して再挑戦。学校に入るまでの話がちょっと退屈でまた挫折しそうになったけど、入学後は謎が謎を呼ぶ展開に引き込まれて、数日程度で読破。
知り合いの某氏が「一晩で読める希有なpaperback」と評していた意味がよくわかった。
Feb 06
とても参考になった。何を学習する場合でも、抽象的な深い理解と具体的な実践による習熟の両軸が必要だろうが、ソフトウェアに関する知識の場合、実践のコストが低いので、後者から入った上で抽象的な理解による整理を試みる方が効率がいいような気がする。この本は実践そのものの実用的な教科書だが、単なるハウツー本ではなくて、その道筋に至る考え方が丁寧に解説されているので納得しながら読み進められる。また、実践的であるという点で、たとえばデザインパターンを理解する目的でも、Design Patternsを頭から読むようなやり方より効率がよさそう。
実際にコードを書いて確認しながら読んでいたらかなり時間を食ってしまったが(読了まで5ヶ月弱)、それだけの価値はあったと思う。
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