Jul 18

How Starbucks Saved My Life: A Son of Privilege Learns to Live Like Everyone Else

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An inspiring book…
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Misleading Cover
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GT Book Review

一言でいってしまうと、元広告代理店executiveがリストラされてスタバで働くことになり、新しい人生の価値を見つけました、というような、あまりぐっとこなさそうな内容なのだが、実際に読んでみるととてもおもしろい。一つには、さすがに元コピーライターだけあって文章とストーリー構成が上手だということがあるのだろう。(あまり本筋と関係ない著者の昔話でちょくちょく脱線する部分は個人的にはいまいちだったが)。

個人的に興味深かったのは、これまでまったく接点がなかった(しかも以前の価値観でいえば「下」の)クラスの人達が上司なり職場の先輩なりになっているという状況で、彼らの人柄や職業上の能力に対して著者が素直に敬意を持って接しているという点。リストラされるまでのエリート人生ぶりからすれば、脚色がないとするとそのままでは信じがたい気もするのだが、本質的にそうしたオープンな気性があったからこそ場違いなはずの職場でも受け入れられたということか。

もう一つ注意をひいたのは、そもそもスタバで働こうと思った一番のきっかけが、健康保険が提供されることだったという点。世界に誇る健康保険制度を持っている国の人間には想像もつかない動機だけど、そのこととのギャップで逆にアメリカにおけるこの問題を改めて意識させられた。

対象読者としては当然成人だろうけど、英語は比較的やさしくてよみやすい。そこそこ英語力ある人なら辞書なしでもほとんど問題なく読めると思う。

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