10 月 27

太田創「ETF投資入門」(日経BP)を読んだ。大体読む前から予想はしていたんだが、既知の内容がほとんどで、1600円の元は取れなかった気がする。ETFのコスト構造についてもう少し突っ込んだ解説があるかと期待していたのだが、甘かった。ただし予想外に役に立ったのは海外ETFのまとめの部分。とくに、Vanguard ETFの驚異的な低コストの理由が、自社のfundを上場させている点にあったことは認識してなくて、なるほどという感じ。(それによる流動性の向上も図っている、と書いてあるが、この部分の理由はいまいち理解できず)

全体として、ETFに限らず広く浅く書かれた株式投資の入門書として読むならよい本だと思う。

10 月 26

Alan Krueger, “What Makes A Terrorist”: 薮下史郎訳「テロの経済学」東洋経済
Learning Python期待して読んだ割に退屈だった。序章だけ読めば十分という感じ。読むのに時間かけ過ぎたかも。

10 月 24

Learning Python飯山雅史著「アメリカの宗教右派」(中公新書ラクレ)を読んだ。おもしろかった。いわゆる宗教右派を取り込んだことでBushの8年が実現してしまったということはよく言われるが、中絶(禁止)とか同性婚のような、(少なくとも日本人の感覚からすれば)直接自分の生活に関係ないような問題が、なぜ大統領選のような重大な選挙に影響を及ぼしうるのかということを常々不思議に思っていた。まして、まともに働いている人でさえちょっとした病気の医療費で破産にまで追い込まれることがあるほど破綻した医療保険制度とか、極端な金持ち優遇税制の一方で貧乏人は軍隊に召し上げられて戦地に送り込まれている現実とかいった、もっと身近で深刻な問題をはっきり抱えているのに、そうしたことが争点とならない一方で中絶や同性婚への態度で大統領が決まってしまうという事実は、まったく理解を超えるものだった。

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7 月 17

Jeremy Siegel “Stocks for the Long Run 3rd Edition”(林康史他訳「株式投資 長期投資で成功するための完全ガイド」)日経BP社

株式投資 長期投資で成功するための完全ガイド200年にわたるデータをもとに長期投資の効果を説くのがウリ、ということになっているようだが、データによるウンチクの部分ははっきりいって眠い。過去のデータを数字を追って確かめないと気がすまないという人のための資料にはいいかもしれないが、結論自体はすでに長期投資の有効性について納得してる人にはいまさらな話だし、過去の実積は未来を保証しないという点ではギャンブル好きのデイトレーダーの考えを変えさせる説得力があるとも思えず、中途半端な印象。ただし、1月効果や月曜効果のようなanomalyを頭ごなしに否定せず、理由がわからないけれども経験的に成り立っているものとして認めた上でアドバイスをする姿勢は好感が持てるし参考にもなった。
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7 月 04

James Surowiecki “The Wisdom of Crowds”(小高尚子訳「『みんなの意見』は案外正しい」)角川書店

The Wisdom of Crowds

6 月 20

Scott Meyers, “Effective C++ Third Edition”, Addison Wesley.

Effective C++ Third Editionいまさら言うまでもないが、C++ではまりそうなところを一通りカバーしていてとても参考になる。英語も平易で読みやすい。惜しむらくはexception関連の扱いが薄いところか。“More Effective C++”で一章分をexceptionにあてているので、marketing上やむを得なかったのかとは思うが。