Sep 25

Job interviewに(interviewerとして)デビュー。不馴れな言語(=英語)な上に(USにありがちな)電話面接というハードな条件、かつそもそも日本でさえほとんど経験ゼロな採用面接(する側)なんてとても無理、と言いたいのはやまやまだったが、手探りでやってみた。まあこういう「雑用」はみんなで持ち回りにしないと不公平だろうし、いずれクビにでもなった場合にUS内で再就職先を探すならintervieweeとして同じことをしないといけないわけでもあるので、どういうものか知っておくのも無駄ではないだろう、ということで。

とりあえず応募者のresumeをざっと眺めて、質問できそうなポイントを絞り、メモ書きとして準備。電話がつながったら、まず「自分はforeignerなのでinternational Englishでよろしく」と釘を指す。ちなみにinternational Englishの正式な定義は以下の通り

  • Speaking slowly
  • in plain words
  • without joking

なんだが、さすがに状況的にjokeを連発されるなんてことはないだろう、ということでこの部分は省略してお願いした。

質問した内容はこんな感じ:

  • resumeの経歴的に、こちらの職場と細かいレベルでの専門分野がずれてるようだったので、もしここで働くとしたらどんなことをしたいと思っているのか
  • (IPv6の開発経験ありとのことだったので)具体的にIPv6のどんな部分か、それを実装するのにあたって難しかった点、それをどうやってクリアしたか
  • (マルチコア環境での開発経験ありとのことだったので)いわゆるマルチスレッドプログラミングの経験はあるか。あるとしたら、thread特有の問題(race conditionやdeadlockなど)で困った具体的な経験はあるか。それをどのようにデバッグしていたか。
  • 使えるブログラミング言語全般について
  • (RFCを何本か書いてるようなので)RFCにするまでにはIETFのpoliticalな部分を多かれ少なかれこなしていかないといけないが、そのあたりでどんな工夫(あれば)をしていたか
  • オープンソース開発に関わったことはあるか(あるならその先の質問もあったんだけど、なしということだったのでこの質問はそれだけ)

基本はこのくらいで、相手の答えに応じてちょっと追加質問をしたりして調整。最後に向こうからの質問を受けておしまい。合計45分ほど。

「世界的に活動する某ネットサービス大手のA社」とかだと、こういう場所で小難しいパズルみたいな問題を出したりするらしいが、急な話だったこともあってぱっと思いつくような気の効いた問題の持ち合わせなどなく、ごくオーソドックスかつ無難な質問をした(つもり)。実際、この後に続いてinterviewした同僚によれば、大体同じようなことを聞いていたらしい。それに、たとえ小難しい問題のネタがあったとしても、この手の、ちょっとした頭の瞬発力を問うようなことで日常的な仕事の能力を測れるとは個人的には思えないというのもある。

それにしても、やる方も大変だけど、interviewされる方はこんなのを続けて4人くらいこなしているのでかなりハードだろう。自分がそういう立場に回ることもあながちないとはいえないから、それに耐えられるような精神的スタミナを養っておく必要がありそう。

interviewerとして期待される仕事がどの程度できたのかはよくわからないが、とりあえず自分自身のための勉強にはなった。何事も経験は重要。

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