物欲に屈してついに買ってしまった、Garmin Forerunner 305。Amazon価格$179.99(Heart Rate Monitor付き)。
Forerunnerシリーズの最新モデル405の方が見た目はかっこいいのだが、機能面でほとんど差がない(無線でPCとsyncできる機能だけは惜しいが)わりに値段は倍近くするし、amazonのcustomer review的にもやや微妙な評価(一方305はかなり評判がいい)なので見送った。
で、早速日課のジョギングのお供に投入。GPSパワーで距離も測って、定番のbayfront parkのコースがほぼぴったり10kmということもわかった。以下は測定後の画面:
この画面を見るとわかるが、国際性のない国生まれでも製品はちゃんとglobal対応していて、数字の単位もmetricに変更できる。いまだにアメリカ固有単位に慣れない人間としてはこの辺は重要なので、ここが設定できるということは事前にちゃんと確認してから購入した。
いまの時点での感想はこんなところ:
- 全体的にはかなりよくできている
- 横のボタンがちょっと固くて押しにくい(もっとも、あまり押しやすいと誤動作させやすいだろうから一長一短ではある)
- わかってはいたことだが、やや図体がでかいので少しうっとうしさがある
- 一定距離or時間ごとにアラームで知らせてくれる機能は嬉しいのだが、その区間のlap timeが表示されないのがちょっと痛い(ただし、これとauto lap機能を併用すれば一応ほしい情報は取れそう)
- バンドのサイズが微妙にあわず、余り気味もしくはきつすぎになってしまう。
蓄積したデータはTraining Centerなる無料のおまけソフトを使うと取り込める。これをGPX形式で出力し、さらにgpsbabelでKMLに変換するとgoogle earthやgoogle mapsとの連携も可能。下の地図は今日のコースをgoogle maps内に取り込んだもの:
なお、Training CenterのUIはいまいち。export時の出力フォーマットを変えられることはUI的にはまずわからない。ざっとwebを見る限りマニュアルもないみたいだし…。ぐぐってみて、file名に.gpxをつけるとimplicitにフォーマットを指定したことになると判明。
それから、特定のデータだけを取り出してexportすることもできないような…。これだとデータがたくさん溜まってきたときに使いにくくて困るのでは。
あともう一つ、手元で使ったバージョン(Training Center 2.1.6, gpsbabel 1.3.6)の組み合せだと、Training Centerの吐いたGPXをそのままではgpsbabelがまともに認識してくれなくてちょっとはまった(エラーにはならないが、空のKMLファイルができてしまう)。試行錯誤の結果、どうもGPXの中で使われている”gpx”というnamespace prefixがgpsbabelを混乱させてるっぽいということがわかった。ので、こんな感じでfilterを通してから変換することにした:
% sed s/gpx://g log.gpx | gpsbabel -i gpx,gpxver=1.1 -f -\ -o kml,lines=1,points=0,trackdata=0,line_width=2,line_color=0000ff\ -F log.kml
ということで、期待していた機能はほぼちゃんと実現できることがわかった。マニュアルを見るといろいろ細かい設定もできるようで、当分遊べそう。付属のheart rate monitorで心拍数を測定したりするのもおもしろいかも。
まあ、いまどきだったらiPhone 3Gとかgphoneとかを持って走って、内臓GPSを叩くアプリケーションを自分で作るとかいうのがcoolなのかもしれないが、trainingに必要な機能がコンパクトに収まっている専用機というのも悪くないと思う(それに携帯を腕とかに縛り付けて走るスタイルはいまいち好きじゃないし)。
本題と関係ないおまけ: かめマニアの知り合いからいただいたかめグッズ。結構かわいい、と思って写真に撮ってみたけど、アップで見るとちょっと恐いかも…。
2008年December12日 11:49 PM
ゴジラの赤ちゃんみたいな顔してます。カワイイ。