Aug 02
(注: 同内容のものを8時間ほど前に投稿していますが、なぜか日付がおかしくていろいろ不具合があるので出し直します。前のは削除予定)
筆者の勤め先の401(k)プランは、以前はよく言って平凡、悪く言えば管理会社のカモで、言い訳程度の低コストfundが一つある以外は地雷だらけだったのだが、ここ一年くらいの間に劇的に改良され、ついにほぼ最強といえるレベルまで成長した。想像するに、昨年末あたりにprivate equityに買収されてESPPやRSUといった株式ベースのbenefitがなくなったため、他の形でのインセンティブを提供する必要ありということで401(k)プランの改善が進んだのだろう。一方、改善点は多岐にわたっていて相互に関連している部分もあり、かなり複雑であるため、きちんと使いこなすためにはそれなりの勉強が必要になりそうである。そこで、一度これらの改善点をまとめ、注意点を洗い出すとともに今後の拠出・運用戦略についても考えてみることにする。
これまでに導入された主要な改善点を列挙すると以下のようになる:
- 雇用者拠出(company match)のTrue Up(以前書いたblog記事参照)
- After-tax拠出とそこからのin-plan Roth conversion
- (プランが用意するfundに限定されずに自分で自由に運用できる)brokerage option
- 雇用者拠出の増加
- 一部fundの(よい方向への)入れ替え
以下、それぞれの項目についてもう少し細かく考える。
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